オーストラリアで仕事を探すなら、英文履歴書(レジュメ)が重要
私自身、オーストラリアのIT企業で10年以上採用に関わってきました。初めてレジュメを書く人がつまずきやすいポイントや、企業が実際に見ているところ、たくさん見てきました。
ここでは、特にIT業界で仕事を目指す人向けに、オーストラリアで通用する英文レジュメの作り方をわかりやすくまとめました。
カフェやレストランなど、いわゆるホスピタリティ業界とは少し違う部分もありますが、基本の考え方は共通しているところも多いので、参考になると思います。
「レジュメってどうやって書けばいいの?」「日本の履歴書と何が違うの?」そんな疑問を持っている方に向けて、できるだけシンプルに、実際に使える形で紹介していきます。
英文履歴書の各項目の書き方
1) 名前と連絡先
まず最初に名前、住所、電話番号とメールアドレスを記載。LinkedInのプロフィールリンクを追加するのも良いです。
例:
Taro Yamada
1 Collins Street, Melbourne VIC
0400 111 222
メールアドレス
- 住所はサバーブだけでもオッケー
2) 目的、サマリー
Career Objectiveとも言われ、希望職種や自己アピールを記載。
例:
An experienced barista with 3 years experience working in cafe in Japan.
- 2-3文でまとめましょう。
3) 職務経験
職務経験は、最近のものから順に逆年代順(リバース・クロノロジカル・オーダー)で記載します。各職務について以下の情報を含めます。
- 会社名
- 勤務期間
- 職位
- 主な職務内容と実績(箇条書き)
例:
Jan 2022 – Jul 2023
Restaurant XYZ
– Waiter role serving customers in busy business district
– Customer service
- 職務経験があまりない方は職務内容と実績を少し多めに書いても良いです。
- 経験豊富な方には、最近の職歴を3〜5件に絞ったり、応募する職種に関連する職歴のみを記載することをお勧めします。
4) 学歴
学歴も逆年代順で記載します。以下の情報を含めます。
- 学校名
- 取得した学位
- 卒業年月
例:
2019 – 2022
Yamada High School
– Participated in English language exchange
- 現在在籍している大学、ランゲージスクールなども記載
- アワードや実績なども記載
5) 資格・スキル
業界に関連する資格や認定を持っている場合は、これを記載します。
例:
International driver’s license
IELTS 7.5 on all bands
- 多くの資格・スキルをお持ちの方は、応募する職に関連するもののみを記載することをおすすめします。
6) 趣味
趣味の部分は、個人のキャラクターを示す大切な部分です。応募する職に関連することならなおさら良いでしょう。
例:
Playing piano
Watching Youtube about Latte art
7) 追加情報
履歴書の「追加情報」セクションは、自分のスキルや経験をより詳しくアピールするための重要な部分です。ここでは、自分の強みやユニークなポイントを強調することができます。デザイナーならポートフォリオ、カフェならラテアートの写真やバリスタ資格などを記載すると良いでしょう。短く、明確に自分の価値を伝えることが大切です。
オーストラリア英文履歴書のポイント
写真の添付は必要なし
日本の履歴書と違い、顔写真を添付する必要はありません。
生年月日と性別も必要なし
仕事をする事に年齢が関係ない場合は、年齢をインタビューでは聞いてはいけないというルールもあります。メルボルン・ビクトリア州ではEqual Opportunity Act 2010の法律で定められています。
職歴やスキルはとても重要。ない場合は学歴でカバー
オーストラリアでは直近の経験や業績が重視されるので、職歴はできるだけ書きましょう。
雇う側がどう思うか考えて書いてみましょう。
どうしてそこで働きたいか
なぜ他の人ではなく自分を雇ったらビジネスにとって良いかを上手くアピールしましょう。
スペルミスがないように必ずチェック
誤字やスペルミスがあるとそれだけで面接に呼ばれない確率が上がってしまいます。また、スペルと日付の表記はアメリカ英語ではなく、イギリス英語で。
特にコピーライターの仕事でレジュメのエラーがあるとまずNGです
できればレジュメ配りの時に軽くチャットして自分をアピール
レジュメ配りをする際に、担当者やマネージャーに直接会話が出来ると
タイミングが重要です。
フォローアップはできればしよう
レジュメは第一印象。インタビューの練習も忘れずに
履歴書は採用担当者に最初に目に触れる書類であり、第一印象を決定づける重要な要素ですが、インタビューこそが本当の勝負の場です。

インタビューでは、あなたの人柄やコミュニケーション能力が直接評価されます。しっかりとした準備を行い、自分の経験やスキルを具体的に伝える練習が必要です。最終的には、インタビューでのパフォーマンスが採用を決定するため、十分な準備を怠らないようにしましょう。