カフェとアートの街として知られるメルボルンですが、ワインの街としても世界に名を知られています。
市内から車で約1時間走るだけで、ヤラバレー、モーニントン半島、ジーロングなど、オーストラリア有数のワイン産地が広がっています。これだけ高品質なワイナリーが、都市から近い場所に集まっているのは、実は世界でも珍しいことです。
オーストラリアには約65のワイン産地がありますが、その中でもメルボルン周辺は特に評価が高い地域。それぞれのエリアに個性があり、ワイン好きはもちろん、初心者でも楽しめるスポットが揃っています。
例えば、ヤラバレーはピノ・ノワール (Pinot noir) とシャルドネ (Chardonnay) の名産地。モーニントン半島は、海風を受けた冷涼な畑で作る、エレガントなワインが人気です。ジーロングでは、力強いシラーズ (Shiraz) や香り高い白ワインが楽しめます。
メルボルンのワイナリーはいつ行くのがおすすめ?

ワイナリーは夏だけと思われがちですが、実は1年中楽しめます。
| 季節 | 特徴 |
|---|---|
| 春(9月〜11月) | ブドウの新芽が出て、畑が一気に緑に。爽やかな季節。 |
| 夏(12月〜2月) | テラスでワイン片手にランチが最高。イベントも多数開催。 |
| 秋(3月〜5月) | 収穫期。ワインフェスティバルやハーベスト体験もあり。 |
| 冬(6月〜8月) | 暖炉の前で赤ワイン。静かな大人の時間が楽しめます。 |
個人的には、秋のヤラバレーの紅葉は一度見てほしいです。黄金色に染まるブドウ畑を眺めながらのワインは格別です。

メルボルンからワイナリーへの行き方
車で行く(レンタカー)
一番自由度が高いのはレンタカー。ワイナリーは広いエリアに点在しているので、車があると便利です。
所要時間の目安:
- ヤラバレー:約1時間(60km)
- モーニントン半島:約1時間15分(80km)
- ジーロング・ベラリン半島:約1時間30分(100km)
注意:オーストラリアは飲酒運転に厳しい国です。運転する人は、試飲は控えめに。(0.05%以下)
ワイナリーツアーに参加する

ワイナリーに行くとき、多くの人が悩むのが運転です。せっかくワインを楽しみに行っても、運転があると心から楽しめない。そんな経験、ありませんか?
オーストラリアでは飲酒運転が厳しく規制されていて、0.05%以上のアルコールが検出されると即違反。少ししか飲んでいないつもりでも基準を超えてしまうことがあります。
また、ヤラバレーやモーニントン半島は複数のワイナリーが点在しているので、車で移動するたびに次は飲めないなと気を遣うことに。結果的に、せっかくのワイナリー巡りが中途半端になってしまうこともあります。
そんな時は、メルボルン発のワイナリーツアーを利用するのがおすすめです。運転の心配がなく、行き帰りも楽。安心してワインに集中できます。
ワイナリーで何ができる?楽しみ方
① ワインテイスティング (ワインの試飲)

ほとんどのワイナリーでは、数種類のワインを試飲できます。
- 料金:無料〜10ドル前後
- 気に入ったワインは購入OK(購入すると試飲無料になることも)
スタッフが「これはこんな料理に合うよ」など教えてくれるので、初心者でも安心。
② ワイナリーランチ
地元食材を使ったおしゃれなランチが楽しめるレストランも多いです。
- テラス席でぶどう畑を眺めながら
- 地元産チーズやシャルキュトリー(ハムやソーセージ)と一緒に
ワイナリーレストランは人気なので事前予約がおすすめです。
③ 醸造所ツアー
裏側の「ワイン造りの現場」を見学できるワイナリーもあります。
- ワインができるまでの工程を学べる
- 樽が並ぶセラー(貯蔵庫)はフォトスポットにも
④ チーズ&チョコレート体験

ヤラバレーやモーニントンには、チーズ工房やチョコレートファクトリーも多いです。
- ワイン×チーズのペアリング体験
- 甘党の方はチョコレート試食もぜひ
⑤ フォトスポット巡り

ぶどう畑の景色は、写真映え間違いなし。
- インスタ用の写真撮影
- のんびり散歩もおすすめ
メルボルンおすすめワイナリー
ヤラバレー(Yarra Valley)
メルボルンでワイナリーといえば、まず名前が挙がるのがヤラバレー。市内から車で約1時間とアクセスも良く、週末になると多くの人が訪れます。
ヤラバレーはヴィクトリア州最古のワイン産地としても知られていて、1838年からワイン造りが続いています。特にピノ・ノワールとシャルドネはオーストラリア国内でも高く評価されています。最近はスパークリングワインも人気です。
ワイナリー巡りだけでなく、チョコレート工場やチーズ工房もあり、ワインはあまり詳しくないという人でも楽しめるのがヤラバレーの良いところ。空を飛ぶ気球ツアーも有名で、朝日とともにぶどう畑を見下ろす体験は一生の思い出になります。
ドメイン・シャンドン(Domaine Chandon)
- モエ・エ・シャンドンが手がけるスパークリングワイン専門
- テラス席で景色を楽しみながら一杯
イエリング・ステーション(Yering Station)
- ヴィクトリア州最古のワイナリー(1838年創業)
- レストランとアートギャラリー併設
デボルトリ(De Bortoli)
- チーズとのペアリングが人気
- 貴腐ワイン「ノーブル・ワン」はお土産に◎
モーニントン半島(Mornington Peninsula)
海を眺めながらワインを楽しみたい – そんな人にはモーニントン半島がおすすめです。メルボルンの南東、車で約1時間15分ほど走ると、海とぶどう畑が広がるエリアに到着します。
モーニントンは海風がワインにミネラル感を与えると言われていて、特にピノ・ノワールやシャルドネが有名。最近はロゼワインも増えてきました。
ワインだけでなく、温泉やビーチ、絶景の展望台などもあり、観光も一緒に楽しめるのがモーニントンの魅力です。例えば午前中はワイナリー巡りをして、午後はペニンシュラ・ホットスプリングスの温泉に入ってのんびり過ごす。そんな贅沢な1日が叶います。
また、モーニントンから少し足を延ばせば、フィリップ島やレイクス・エントランスといった他の人気観光地も南東方面にあります。ワイナリー巡りと組み合わせて、メルボルン旅行をさらに充実させることができます。
マウント・メイジャー(Montalto)
- ガーデン&アート散策も楽しめるワイナリー
- カジュアルレストランのピザが絶品
パリンダ・エステート(Paringa Estate)
- 受賞歴多数のプレミアムワイナリー
- 本格派ワイン好きにおすすめ
ポート・フィリップ・エステート(Port Phillip Estate)
- モダン建築が美しい。テラスから海も見える
ジーロング・ベラリン半島(Geelong / Bellarine)
「少し人の少ない穴場に行きたい」「海を見ながらゆっくりワインを楽しみたい」そんな方にはジーロングとベラリン半島のワイナリーがおすすめです。
ジーロングは19世紀からワイン造りが行われていた歴史ある地域ですが、最近また注目され始めています。ピノ・ノワールやシャルドネに加え、力強いシラーズも楽しめるのが特徴です。
海沿いのワイナリーでは、オーシャンビューのテラスでランチをしながらワインを楽しめます。特にジャック・ラビットは景色の良さでも有名で、地元の人もよく訪れる人気スポット。メルボルンから車で約1時間半。ちょっとしたドライブ気分で訪れるのもいいでしょう。
また、ジーロング方面はグレートオーシャンロードの玄関口にもなっているので、ワイナリー巡りとセットで旅行するのもおすすめ。海沿いの絶景とワイン、両方を楽しめる贅沢なコースです。
ジャック・ラビット(Jack Rabbit Vineyard)
- 海とぶどう畑が同時に楽しめる絶景ワイナリー
- ランチも大人気
スカッチマンズ・ヒル(Scotchmans Hill)
- ピノ・ノワールとシラーズが有名
- 静かで落ち着いた大人の雰囲気
よくある質問(Q&A)
大丈夫です。ツアーなら日本語ガイドもありますし、ワイナリーのスタッフもとてもフレンドリーです。
もちろん、ワインは18歳以上の方しかいただけませんが、レストランやガーデンがあるワイナリーも多いので、家族で楽しめます。
カジュアルなところが多いので、普段着でOKです。気軽に行きましょう。